スポーツで卒論を論じたい。どうするのがいい？

スポーツや運動は人間にとって欠かせない行動の1つです。しかしながら少しずつスポーツと人間との関係が変わりつつあります。昔は科学的な根拠があるなしにかかわらずあらゆるところで体動かすことが当たり前でしたが現在では世界各国で運動するにも様々な場所や時間の制限があり、子供も自由に運動することが難しい、スポーツを楽しむことが難しい環境になりつつあります。それとは逆にスポーツについては科学的に分析されることになり、どのように運動すれば効率的にカロリーを消費することができるか、またはスポーツとして能力を伸ばすことができるか明確になっています。卒論を書く際には現在のスポーツの生活における位置づけ、スポーツを楽しむ環境について、これからスポーツがどのようにあるべきかなど自分なりの論点で記載していけば良いと考えています。

●スポーツに取り組む考え方
日本人がスポーツと関わる形は少しずつ変わってきています。昔はスポーツをすることに意識を持っている事はありませんでした。普通に運動済していれば、まず運動不足と言うこともなく歩く距離や日常生活で充分に必要な運動を賄えていたのです。
しかしながら、食生活の変化や交通の利便性アップなどをふまえ、絶対的な運動量が減っています。また食生活の変化においては日本食から欧米化が進み、カロリーの消費が圧倒的に増えたこともあって体脂肪率があり肥満が増えていることが課題になっています。そこでスポーツに対しては日常生活で楽しむものではなく、健康を目指すためのツールとして考えられるようになってきました。
絶対的な運動量が減っています。また食生活の変化においては日本食から欧米化が進み、カロリーの消費が圧倒的に増えたこともあって体脂肪率があり肥満が増えていることが課題になっています。そこでスポーツに対しては日常生活で楽しむものではなく、健康を目指すためのツールとして考えられるようになってきました。
★論文の中では日本人のカロリー摂取がどのように変わってきたか、日本人の運動量がカロリー摂取の増加に対して賄えるほどの運動量になっているのかを並行して論じるのが良いのではないかと思います。

●スポーツと教育
スポーツと教育と言う関係は非常に難しい段階を迎えに来ている思います。昔はどこでもスポーツを楽しむことができ、ある一定の年齢になると部活動で良い割合として体罰があるような厳しい環境でスポーツを楽しみ、精神的に自分自身を鍛えるために頑張る対象でありました。しかしながらまず、子供たちが自由にスポーツを楽しむスペースが場所は減りつつあり、特に野球やサッカーなど道具を使うスポーツは楽しむスペースがありません。かつ、少子高齢化が進み団体スポーツは試合をするにあたっても最低限の人数が集まらないことによって実現できないなど大きな課題が出てきています。
また、中学生や高校生の部活動においては指導方法についても大きな課題がとりざたされています。体罰問題や行き過ぎた指導についてぜひが取れるようになったからです。さらに本格的にスポーツを楽しもうとする子供たちは学校の部活動ではなくプロの下部組織に入って競技として取り組むようになっています。結果的に子供のスポーツに対する関わり方が変わり、全国の運動能力テストでも平均点は下がりつつあります。しかし詳細を確認していくと能力の高い子供、能力の低い子供の差が明らかになっているのが大きな課題ではないかと思います。
★一般的に勉強だけではなくスポーツに関しても収入の格差が能力の格差につながると思っています。裕福な家庭では幼い頃からスポーツも様々な形で取り組ませることができるから運動能力が高いと言う仮説です。実際にこの仮説がどれだけ現実として正しいものかどうかを飲むの中で検証することも非常に良いのではないかと思います。

●生涯スポーツとして
高齢化社会が進む中でスポーツをどれだけ長く楽しむことができるから健康寿命につながると考えられています。しかしながら、高齢者が楽しめるスポーツと言うのは限られているのも現実のところです。昔から楽しめるスポーツとしてもゴルフが有名ですがそれだけではなく簡単に楽しめるものとしてラジオ体操なども取り上げられています。
★生涯スポーツとして今後どのようなものが日本人にマッチするのか自分自身でリサーチし、論文の中で売り上げにしていくことも面白いのではないかと思います。これに関しては流行廃りと言う形ではなく、末永く日本で楽しめるものがもっと生まれてきても良いからです。結果的にお金が必要なゴルフ、車が必要なゴルフ等はなかなか難しいところが現状です。ラジオ体操やそれに代替するような生涯スポーツがきっとあるはずなので自らリサーチする生涯スポーツとして今後どのようなものが日本人にマッチするのか自分自身でリサーチし、論文の中で公にしていくことも面白いのではないかと思います。これに関しては流行廃りと言う形ではなく、末永く日本で楽しまれるものがもっと生まれてきても良いからです。結果的にお金が必要なゴルフ、車が必要なゴルフなどはなかなか難しいところが現状です。ラジオ体操やそれに代替するような障害スポーツがそんざいするはずなので自らリサーチすることも良いのではないでしょうか。

●スポーツと科学
スポーツを科学する考え方は様々なシーンで広がっています。プロスポーツ科学で分析することにより競技能力の向上につなげたり、一般人の運動能力があっても数値化することで見える化し、どのようにすれば健康につながるかをアドバイスする際のツールに使われることもあります。一昔前ではそれぞれのスポーツ運動を数値化することなどなかなか難しいことでした。今後はさまざまな数値を下にスポーツを科学することが当たり前になってきますが、実際に個人が有効に活用することができるか、一般化することの難しさが課題でしょうか。

★スポーツを科学すると言う考え方をいかに様々な年齢層に対して浸透させることができるから健康寿命にも結びつくと言う考え方を卒論の中で事例をもとに証明していくのも面白いと思います。